公開マクロの保存方法(用途別)

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当サイトのVBAマクロ紹介記事などでプログラムのソースコードを公開する場合があります。

そのプログラムをコピーしてマクロとして保存する方法の手順を紹介します。

ここでは一般的な方法として「標準モジュール」に保存する方法を紹介します。

特に指定がない場合は「標準モジュール」に保存してください。

イベントマクロの場合にはそれぞれ対応したモジュールに保存することになります。

特定のブックで使う場合

使用するブックの標準モジュールにコードをコピーして保存します。

  1. マクロを保存するブックを開きます。
  2. ショートカットキー Alt + F11 を押してVBEを起動します。
  3. 左側のエクスプローラのVBAProject(<ブック名>)を選択します。
  4. VBEツールバーの「挿入」から「標準モジュール」をクリックします。
  5. 右側にコードウィンドウが開かれるので、記事のプログラムコードをコピーしてここに貼り付けます。
  6. 複数プログラムがある場合は最下行(End ~)の下の行に続けて貼り付けます。
  7. ブックをファイルの種類「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」で保存します。

詳しくはVBA入門講座の「VBAをはじめる準備」と「プログラムを作成しよう」を参考にしてください。

すべてのExcelブックで使えるようにする場合

個人用マクロブックの標準モジュールにコードをコピーして保存します。

  1. Excelを起動します。
  2. 表示」タブ(「開発」タブでも同じです)のマクロの記録を実施します。
  3. (なにもせずに)記録終了をクリックします。
  4. ショートカットキー Alt + F11 を押してVBEを起動します。
  5. VBAProject(PERSONAL.XLAB)標準モジュールModule1をダブルクリックします。
  6. マクロの記録で作成された不要なコードを削除します。
  7. 記事のプログラムコードをコピーして貼り付けます。
  8. 複数プログラムがある場合は最下行(End ~)の下の行に続けて貼り付けます。
  9. VBE上書き保存をします。(VBEProject(PERSONAL.XLSB)の上書き保存)

個人用マクロブックについてはこちらの記事を参考にしてください。

複数のコンピュータで使用する場合

アドイン形式で保存したブックを作成し、アドインとして登録します。

Excelを起動した後、上記「特定のブックで使う場合」の手順2~6を実施、最後にブックを保存するときに「名前を付けて保存」でファイルの種類を「Excel アドイン(*.xlam)」で保存します。

その後「開発」タブ(または「ファイル」→「オプション」→「アドイン」)の「Excel アドイン」で、さきほど保存したアドインブック名を選択してアドインを有効にします。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

他のコンピュータにアドインを配布して使う方法はこちらの記事を参考にしてください。

保存したマクロを実行する方法

保存したマクロを実行する方法についてはこちらの記事で紹介しています。

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