マクロを含んだブックをアドイン形式で保存して配布すれば、他の人や他のコンピュータで同じマクロを使うことができます。
ここでは配布されたアドイン形式のブックをExcelに取り込んで登録する方法を紹介します。
アドイン形式のブックとは拡張子が「*.xlam」のブックです。
アドイン形式で保存する方法についてはこちらの記事を参照ください。
アドインフォルダの場所
アドインフォルダはWindows10ではデフォルトでは次の場所にあります。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns

※<ユーザー名>のところはWindowsのユーザー名が入ります。
アドインフォルダの場所はExcelで「名前を付けて保存」をするときに「ファイルの種類」として「Excel アドイン(*.xlam)」を選択することでフォルダが自動的にアドインフォルダに切り替わるので確認することができます。

配布されたアドイン形式のブックをこのアドインフォルダ内に移動させます。
アドインを有効にする
アドインフォルダにブックを移動させたあとはExcelでそのアドインを有効にします。
アドインを有効にする方法はこちらで紹介しています。
アドインフォルダ以外のブックを使用する
アドインフォルダ以外の場所にあるアドイン形式のブックを使用することもできます。
「開発」タブの「Excel アドイン」をクリック(またはファイルオプションの「アドイン」→「管理:Excel アドイン」→「設定」)して表示されるアドインダイアログボックスの「参照」をクリックしてアドインブックを選択します。


ただし参照先のブックの保存場所やファイル名が変わると参照できなくなります。できるだけアドインとして使用するブックはアドインフォルダにまとめたほうが管理しやすくなります。
マクロを実行する方法
設定したアドインマクロを実行する方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
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